2022.06.30

パリッとした食感で涼やかな夏の定番食材「きゅうり」

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宮城の夏を代表する野菜

宮城県は、きゅうりが一年をとおして栽培される産地です。仙台市場における7~8月の入荷量は宮城県産が約8割を占め、他に県外市場にも出荷されています。

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暑い夏を涼やかに

きゅうりの成分は95%が水分なので、食べるだけで身体を冷やしてくれる効果が期待できます。また、「最もカロリーが低い果実」としてギネスの世界記録に登録されていますが、実は体に嬉しい成分も含まれています。塩分を排出したり利尿を促したりするカリウムが豊富なことに加え、ウリ科特有の苦味成分・ククルビタシンには、食欲増進効果もあります。食欲がなくなりがちな夏場には、特におすすめの食材です。

日本はもちろん世界で愛される野菜

きゅうりのレシピは、日本ではサラダや酢の物、漬け物などが一般的ですが、世界各地でも多く食べられており、すりおろしたスープやヨーグルトと和えたレシピなどもよく見かけます。各国のレシピをもとに、新しいきゅうりの味わいかたも楽しんでみたいですね。

美味しくてかわいい「もろきゅうり」

宮城県白石市が主産地の、きゅうりを若穫り(10cm程度)した「もろきゅうり」は、柔らかく甘みのある味わいが人気。もろみ味噌をつけて丸ごと食べる「もろきゅう」に適していることから名付けられたと言われています。「冬場の高知、夏場の宮城」と呼ばれるほど、宮城県は「もろきゅうり」の産地として有名です。