【糖度7度超】宮城県の幻のトマト「デリシャストマト」とは?

宮城県大崎市鹿島台で育てられる「デリシャストマト」を知っていますか?

甘みと酸味のバランスに優れた、宮城県が誇るブランドトマトです。「玉光(ぎょっこう)デリシャス」という品種をブランド化したものであり、栽培の難しさから、限られた生産者によって長年にわたり、大切に受け継がれてきました。春先が最もおいしい季節で、その味わいは高く評価され、多くの人を魅了します。

ここでは、デリシャストマトの特徴、栽培の工夫、旬の時期、そして地域ブランドとしての広がりを紹介します。

【糖度7度超】宮城県の幻のトマト「デリシャストマト」とは?

栽培困難な「幻の品種」玉光デリシャスとは?

宮城県大崎市鹿島台で育てられる「玉光デリシャス」は、デリシャストマトの原点となった品種です。病気や水分管理の影響を受けやすく、栽培に手間がかかるため、一般的なトマトに比べて生産のハードルが高い品種として知られています。

鹿島台では、この品種のおいしさを重視し、限られた生産者が丁寧に育ててきました。こうした取り組みの積み重ねによって、玉光デリシャスは単なる希少品種にとどまらず、地域を代表するブランド「デリシャストマト」へと発展していきました。

デリシャストマトは、玉光デリシャスの特性を生かしながら、その味の良さを前面に打ち出したブランドとして育てられてきたものです。栽培の難しさを乗り越え、品質を重視する生産のあり方が評価され、「大崎市鹿島台」の名を広く知らしめる存在になりました。

甘いだけじゃない!「酸味」があるからこそ美味しい

デリシャストマトが評価される大きな理由は、甘さだけでなく酸味とのバランスが良いことです。

一般的なトマトの糖度が4〜5度ほどなのに対し、デリシャストマトは7〜9度と高糖度で、10度を超えるものもあります。

糖度が高いだけのトマトではなく、後味にほど良い酸味があり、トマトらしい爽やかさも感じられます。

また、果肉に厚みがあり、食べごたえがある点も魅力です!フルーツのように食べられる一方で、しっかりとトマトの個性も感じられるため、幅広い層に支持されています。

甘さの秘密は?「180日の栽培」と「徹底した水分管理」

  • 通常の2倍、約180日の育成期間

 一般的なトマトが約90日で収穫されるのに対し、デリシャストマトは約半年の歳月をかけてじっくり育てられます。厳しい冬の寒さを乗り越えることで、トマトが自らの体内にギュッと旨味を凝縮させるのです。


  • 徹底した水分管理

注目して欲しいのは、収穫前に行われる「極限」までの水分制限です。

毎日の天候や温度を確認し、曇りだと水分の蒸発が少ないため水を少なくし、天気が良いと蒸発が多いので、多めにするなど、農家の方々の徹底した水分管理が行われています。また、経験や勘に頼りすぎず、土壌の水分量の確認を行う生産者も。


トマトの生命力を極限まで引き出し、水分を絞ることで、トマトの生存本能(糖分蓄積)により、トマトに旨みと糖分をギュッと凝縮させます。

この過酷な環境を耐え抜いたトマトだけが、驚きの甘さを手に入れることができるのですね。

半分が「規格外」? 逆境から生まれた奇跡の加工品

デリシャストマトは、その栽培の難しさから、収穫の約半分が形やサイズが不揃いな「規格外品」となってしまいます。

しかし、その味は一級品!このおいしさを余すことなく全国のみなさまに届けるため、加工品も販売されています!

安心安全の無添加のトマトジュースや、独自の抽出技術により、なんと透明なトマト飲料なども開発されました。これらの加工品は農林水産大臣賞を受賞するなど、地域を支える特産品として高く評価されています。

旬の時期だけに留まらずに、そのおいしさをジュースでも味わうことができるのは嬉しいですね。

宮城県は、トマトの聖地アンデス山脈に似ている!?

一般的に夏野菜の印象が強いトマトですが、デリシャストマトが最も美味しくなるのは3月から5月にかけての春先です。
この時期の大崎市鹿島台は、日射量が多く空気が乾燥し、さらに昼夜の寒暖差が大きいのですが、これがまさにトマトの原産地である南米ペルー・アンデス山脈の気候条件に似ています。
強い日差しを浴びて蓄えた糖分を、夜の冷え込みによって果実の中にギュッと閉じ込めるという、アンデス山脈さながらの環境が整う宮城県の春が、デリシャストマトの突き抜けるような最高の甘さを育んでいるのです。

宮城県は、トマトの聖地アンデス山脈に似ている!?

美味しいトマトの選び方・保存方法

  • スターマーク

デリシャストマトをより美味しく楽しむためのポイントをご紹介します!


  • 選び方

お尻の先端から放射状に広がる白い筋「スターマーク」が鮮明なものほど、甘みが凝縮されているとされています。ぜひこの「スターマーク」がついたものを探してみてください。


  • 保存

常温で追熟させると甘みが増しますが、食べ頃になったら冷蔵庫(野菜室)で保管してください。その際、ヘタを下にすると傷みにくくなります。


  • 冷凍の裏技

丸ごと冷凍すると細胞が壊れ、解凍時に皮が剥けやすくなるだけでなく、加熱調理で旨味が溶け出しやすくなります。

デリシャストマトを楽しむレシピ

  • デリシャストマトのコンポート
  • デリシャストマトグラタン

そのままでも十分美味しいデリシャストマトですが、少し手を加えることでさらなる魅力が広がります。宮城県の公式クックパットで紹介されている2つのレシピを紹介します!


  • 「デリシャストマトのコンポート」 湯むきしたトマトをシロップに漬けて。冷やして食べれば極上のスイーツに。

  • 「デリシャストマトグラタン」濃厚なソースとデリシャストマトの甘みが絶妙なハーモニーを奏でます。

デリシャストマトのお取り寄せ

宮城県が誇る「デリシャストマト」をぜひご自宅でも味わってみませんか?

大切な人への贈り物、自分へのご褒美にもぴったりの商品を紹介します。

デリシャストマトゼリー紅白 デリシャストマト 大崎市鹿島台産
フルーツのように甘く酸味とのバランスの良いデリシャストマトを絞ってゼリーにした『丸しぼりゼリー』と、時間をかけて丁寧に旨味エキス…
デリシャストマトゼリー紅白 デリシャストマト 大崎市鹿島台産
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宮城県大崎市鹿島台の風土と、生産者の情熱が作り上げた「デリシャストマト」。約半世紀の歴史の中で、数々の困難を乗り越えて守り抜かれたこの味は、今や宮城を代表するブランドとなりました。一度食べれば忘れられない、「デリシャストマト」をぜひご賞味くださいね。

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