料理をさっぱり楽しむ「伊達なレモン酢」 利府町発のこだわりとおすすめレシピ
暑い日が続くと、いつもの料理も少し重たく感じることがあります。
そんな時、食卓にひと味加えてくれるのが、利府町生まれの「伊達なレモン酢」です。
「伊達なレモン酢」は、レモンの爽やかな香りと、お酢のまろやかな酸味を生かし、さまざまな料理に使える調味料です。
唐揚げや焼き魚、サラダはもちろん、ドレッシングやマリネなど、毎日の食卓で幅広く楽しめます。
製造・販売を行っているのは、利府町を拠点とする「レジプラ」です。
今回は、レジプラの創業者である安藤絹子さんに、「伊達なレモン酢」が誕生したきっかけや、味づくりへのこだわり、おすすめのレシピやアレンジについてお話を伺います。
さらに、実際に家庭で料理に取り入れ、その使い心地や味わいもご紹介。
利府町で生まれた一本には、どのような思いや工夫が込められているのでしょうか。
作り手へのインタビューと実食を通して、その魅力に迫ります。
目次

毎日の食卓で楽しむ「伊達なレモン酢」
忙しい毎日の食卓に並ぶのは、必ずしも手の込んだ料理ばかりではありません。
焼くだけの魚や、お惣菜の唐揚げ、カット野菜のサラダなど、手軽においしく食べたいという日もたくさんあります。
「伊達なレモン酢」は、そんな普段の料理に気軽に取り入れやすい調味料です。
特別なレシピを用意しなくても、いつもの料理に取り入れるだけで、レモンの香りと、お酢のまろやかな酸味を楽しむことができます。
「簡単だけど、おいしい。」そんな日常の料理に、ひと味加えてくれるのが「伊達なレモン酢」です。
では、この商品はどのようにして生まれたのでしょうか。
「伊達なレモン酢」が生まれるまで
安藤さんがレモン酢と出会ったのは、2018年。知人に勧められて自宅で作ってみたことがきっかけでした。
その後、レモンやお酢の種類、配合を変えながら試作を重ね、その様子をYouTubeで発信するなど、レモン酢を楽しみながら研究を続けていたといいます。
転機となったのは2023年の大けがでした。
思うように体を動かせない時間を過ごすなかで、「このまま死んでしまったらつまらない。何かやってみたい」と感じたという安藤さん。
そこで思い浮かんだのが、長年作り続けてきたレモン酢を商品として届けることでした。
こうして生まれたのが、「伊達なレモン酢」です。
「伊達なレモン酢」に込めた想い
「伊達なレモン酢」を通して、安藤さんが届けたいと考えているのは、料理のおいしさだけではありません。
お話の中で印象的だったのが、「人はもともと回復する力を持っている」という考え方です。
安藤さんは介護の仕事を通して、「レジリエンス(回復する力)」という言葉に出会ったといいます。
困難な出来事があっても、人には立ち直る力がある。その力を引き出すきっかけを届けたい――。
そんな考えは、屋号である「レジプラ」にも込められています。
「レジプラ」は、「レジリエンス」と「プラス」を組み合わせた言葉です。
また、「伊達なレモン酢」という商品名にも、地域への願いが込められています。
東日本大震災を経験した宮城から、元気や前向きな気持ちを発信したい。
そこで、多くの人が宮城を連想できる「伊達」という言葉を選んだそうです。
安藤さん自身、レモンの鮮やかな黄色や香りに元気をもらってきたといいます。
「伊達なレモン酢」を通して、前向きな気持ちも届けたいと考えています。
さらに今後について伺うと、新たな商品開発にも意欲を見せます。
長く、幅広く楽しんでいただけるよう、レモンを生かした新たな商品づくりにも挑戦していきたいと話します。
「伊達なレモン酢」は、料理に使う調味料であると同時に、人が本来持つ力や、地域の魅力を伝えるきっかけとして生まれた商品なのです。
「伊達なレモン酢」の楽しみ方
では、実際にはどのような料理で楽しむことができるのでしょうか。
「伊達なレモン酢」には、甘みを加えていない「ストレート」と、甘みを加えた「スリム」の2種類があります。
料理や好みに合わせて使い分けられるのも特徴です。
今回は、レジプラが提案しているレシピカードの中から、安藤さんおすすめの3品をご紹介します。
トマトのレモン酢マリネ
ミニトマトと玉ねぎを使った、暑い季節にぴったりの一品です。
レモン酢の酸味が野菜の甘みを引き立て、冷やしておけば箸休めや副菜として手軽に楽しめます。
<材料>
- ミニトマト …10~12個
- 玉ねぎ …1/4個
- レモン酢 …大さじ2
- オリーブオイル…大さじ1
- 塩 …少々
- 黒コショウ …少々

レモン酢で作るカオマンガイ
レモン酢を使った特製だれが食欲をそそる、蒸し鶏のごはん料理です。
軽やかな味わいのなかにもコクがあり、 暑い日でも食べやすい一品に仕上がります。
<材料> (カオマンガイたれ)
- 長ねぎ(みじん切り)…10cm
- レモン酢 …大さじ1
- 水 …大さじ1
- 醤油 …小さじ2
- オイスターソース …小さじ2
- 砂糖・味噌 …各小さじ1
- ごま油・しょうが …各小さじ1/2

ひじきソフトふりかけ
ひじきの旨味とレモン酢の酸味を組み合わせた、ごはんのお供です。
いつものふりかけとはひと味違う味わいで、おにぎりの具材としてもおすすめです。
<材料>
- 芽ひじき …12g
- こめ油 …大さじ1弱
- レモン酢 …大さじ1.5
- 砂糖 …大さじ1弱
- 減塩醤油 …大さじ1.5
- かつお節 …2g
- 炒りゴマ …大さじ1弱

今回紹介したレシピ以外にも、レジプラではさまざまなレシピカードを配布しています。
自分なりの楽しみ方を探してみるのも、「伊達なレモン酢」の魅力の一つです。
実際に「伊達なレモン酢」を使ってみた
では実際に「伊達なレモン酢」はどのような味わいなのでしょうか。
今回は、本サイトで紹介されている宮城の食材に加え、普段の食卓でも取り入れながら、その魅力を確かめてみました。
①冷凍の唐揚げ × 伊達なレモン酢
冷凍唐揚げには、ストレート、スリムのどちらもよく合いました。
レモンをそのまま合わせると、レモンの風味が強く感じられますが、「伊達なレモン酢」はお酢のまろやかな酸味が加わることで、料理になじみやすい印象です。
しっかりかけてみると、唐揚げの油っぽさがすっと和らぎ、レモンの香りとフルーティーな風味が広がります。レモンの果肉も一緒に味わえるのもうれしいところ。
唐揚げにレモンをかけるかどうか、居酒屋でたびたび起こるあの論争も、「伊達なレモン酢」なら丸く収まりそうです(笑)。

②陣中の牛タン × 伊達なレモン酢
本サイトで紹介されている商品の中から、今回は陣中の「焼きたて陣中牛タン 丸ごと一本 仔牛」をお取り寄せ。
伊達なレモン酢と合わせてみました。
牛タンには、ストレートタイプがよく合いました。
口に入れた瞬間はレモンの香りが広がり、そこから少しずつ牛タンの香ばしさや旨味へと味わいが変化していきます。
レモンの風味だけで終わらず、牛タン本来の味わいもしっかり楽しめる、面白い組み合わせでした。

③冷しゃぶサラダ × 伊達なレモン酢
たっぷりのレタスと一緒に楽しみたかったので、オリーブオイル、マヨネーズ、「伊達なレモン酢」を合わせてドレッシングにしてみました。
今回は、ドレッシングには少し甘みがほしいと感じたため、スリムタイプを使用。
「伊達なレモン酢」のやさしい甘みと酸味が豚肉の味わいを引き立て、レタスとも相性のよいドレッシングに仕上がりました。
冷しゃぶに限らず、さまざまなサラダや料理に使ってみたくなる組み合わせです。

④(株)YAMATOのサーモン × 伊達なレモン酢
今回試した4品の中で、特に気に入ったのがサーモン。
株式会社YAMATOの「美銀サーモン お刺身ポーション」を使って、カルパッチョにしてみました。
今回はオリーブオイルに少量の塩と「伊達なレモン酢」を合わせてソースに。
スリムとストレートの両方を試しましたが、やはりソースとして使うなら、甘みのあるスリムのほうが好みでした。
普段はレモン汁で作るカルパッチョですが、「伊達なレモン酢」を使うとレモンの角張った酸味がなく、サーモンの脂の甘みとも調和して、全体がまろやかにまとまります。
4品の中でも、特に「また作りたい」と感じた組み合わせでした。

実際に使ってみてーー
4品を食べてみて、特に感じたのが「伊達なレモン酢は、思い切ってたっぷり使うのがおすすめ」ということ。
少量を隠し味のように使うよりも、しっかりとかけたり、ドレッシングにたっぷり加えたりすることで、レモンの香りや酸味、やさしい甘みをより感じることができます。
家族みんなで楽しむなら、たっぷり使える300ml入りがおすすめ。
「あれ、もうなくなった?」なんてことにならないように、ケンカ防止にもなるかもしれません(笑)。
毎日の料理に、ひと味加えて
「伊達なレモン酢」の魅力は、特別な料理のための調味料ではなく、いつもの料理に気軽に取り入れられることです。
焼き魚や唐揚げにかけるだけでもよし。レシピカードを参考に、新しい料理に挑戦してみるのもよし。
実際にいろいろな料理に使ってみると、かける量や組み合わせによって、味わいの変化も楽しめました。
そして、その一本には、レモン酢を長年作り続けてきた安藤さんの経験や、「人が本来持っている力を応援したい」という考え、宮城から前向きな気持ちを届けたいという願いも込められています。
料理をおいしく楽しみながら、作り手のことや、この地域で生まれた商品について知る。
そんなきっかけとして「伊達なレモン酢」を手に取ってみるのも、きっと面白いのではないでしょうか。
ぜひ、自分らしい使い方を見つけながら、「伊達なレモン酢」を毎日の料理に取り入れてみてはいかがでしょうか。
- 伊達なレモン酢
- ワックス不使用、残留農薬ゼロの国産レモンを、りんご酢と氷砂糖にじっくり漬け込んだ甘酢調味料です。淡路島で65年以上レモン栽培を続け…

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ライター:三品 政人【食材王国みやぎ うまレポ隊】
宮城県を拠点に、イベント企画や地域活動に携わっています。
地域で頑張る人や、地元ならではの魅力を見つけることが好きで、
食やまちに関する取材にも挑戦中。
美味しいものを食べることと、人の話を聞くことが大好きです。























