2023.02.08

噛むほどに広がる脂の旨み。養殖ギンザケの最高級ブランド「みやぎサーモン」

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養殖ギンザケの最高峰

宮城県産の養殖ギンザケの中でも、水揚げの際に「活け締め」や「神経締め」といった鮮度保持のための処理を行ったものが、最高級ブランド「みやぎサーモン」に認定されます。

日本のギンザケ養殖発祥の地

宮城県では、1975年に南三陸町(旧:志津川町)でギンザケ養殖が始まり、日本のギンザケ養殖発祥の地となっています。そんな養殖ギンザケの中でも最高級の品質を誇る「みやぎサーモン」は、宮城県では初となる国の地理的表示(GI:Geographical Indication)産品として、2017年5月に登録されました。
※GIとは、長年培われた特別な生産方法等により、高い品質と評価を獲得した農林水産物・食品等の産品の名称を、知的財産として保護する国の制度です。

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安全・安心を徹底した養殖方法

「みやぎサーモン」の養殖には、高品質な魚粉や大豆、ミネラルを含む配合飼料を100%使用しているため、天然もののような寄生虫の心配がありません。さらに、稚魚は県内または近隣の山間部にある内水面養殖場で育成され、履歴をしっかりと追跡することができます。その安全性に加え、脂の乗りや豊かな甘味・旨みでどんな料理にも相性が良いことから、料理人からも高い評価を受けています。

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春先から夏にかけてが旬

「みやぎサーモン」の水揚げが行われるのは、3月から7月にかけて。山間部の養殖場で育てられた稚魚が11月頃に海のいけすに移され、翌年3月頃から水揚げが始まります。高度な冷凍技術で、美味しさをそのままに一年を通して流通していますが、旬の時期は冷凍保存されない「生」が味わえる絶好のタイミング。脂の乗りが良く締まった身を存分に堪能できる、「みやぎサーモン」の刺し身や寿司は、ぜひ一度は味わっていただきたい絶品です。