きめ細やかな肉質と、コクのある風味、ブランド豚「宮城野豚(ミヤギノポーク)」 

宮城県の豊かな自然と、長年培われた畜産技術が生んだ銘柄豚「宮城野豚(ミヤギノポーク)」。 その特徴は、絹のようにきめ細かい肉質と、雪のように白く、口の中で甘くとろける脂身にあります。


今回の特集では、数ある「ブランド豚」の中でも特に注目を集める「宮城野豚」の美味しさの秘密と、生産者のこだわり、そしておすすめの食べ方までをご紹介!


 知ればきっと食べたくなる、宮城県の至極の豚肉。ぜひ最後までお読みください。

きめ細やかな肉質と、コクのある風味、ブランド豚「宮城野豚(ミヤギノポーク)」 

「三元豚(さんげんとん)」って何?

スーパーやレストランでよく耳にする「三元豚」。読んで字のごとく「三つの元(もと)となる豚」を掛け合わせた豚のことを言います。 豚にはたくさんの品種があり、それぞれに「子供をたくさん産むのが得意」「病気に強い」「肉の味が抜群に良い」といった得意分野があります。これらを掛け合わせることで、それぞれの長所を併せ持った優秀なブランド豚を生み出すことが三元豚の狙いです。


一般的な三元豚の「黄金の組み合わせ」は以下の通りです。


お母さん豚(L×W): 子供をたくさん産み子育て上手な「ランドレース種(L)」と、足腰が強く脂肪と赤身のバランスが良い「大ヨークシャー種(W)」を掛け合わせた豚

お父さん豚(D): 肉にサシ(脂肪)が入りやすく味が濃厚な「デュロック種(D)」の豚

子ども(三元豚):健康で、かつ「美味しさ」の遺伝子もしっかりと受け継いだ豚

宮城野豚は特別な「三元豚」!

一般的な三元豚の仕組みはお伝えしましたが、宮城野豚はその「親豚」に大きな秘密があります。なんと、宮城県が独自に開発した品種同士を掛け合わせているのです。


父豚には、宮城県畜産試験場が8年の歳月をかけて改良した「しもふりレッド」を使用。その名の通り、赤身の中に「霜降り」状のサシが入りやすく、柔らかくジューシーな肉質を生み出す優れた品種です。 母豚には、同じく宮城県で、生産性の改善と薬剤に頼らない健康な豚の生産を目指してつくられた「ミヤギノL2」などが使われています。


これらを掛け合わせた宮城野豚は、宮城県産のオリジナル色が強い三元豚。強健で病気に強く、かつ優れた美味しさを併せ持つ、宮城県の技術の結晶とも言える豚肉なのです。

お米を食べて育つ「宮城野豚みのり」

宮城野豚の中でも、さらにこだわり抜かれたのが「宮城野豚みのり」です。その最大の特徴は、出荷前の仕上げ期(約2ヶ月間)に、飼料用米を配合した指定配合飼料を食べて育つこと。


  • 見た目:脂身は雪のように白く鮮やかに仕上がります。
  • 味:お米を食べることで、オレイン酸などの旨み成分が増加し、肉の繊維がさらにきめ細やかになり、口に入れた瞬間の脂の溶け出しが良く、あっさりしているのに、濃厚な甘みとコクを感じられます。


田んぼの実り(米)を食べて育ち、指定生産農家から出荷される希少価値の高い「地産地消」の豚肉、ぜひご賞味ください。

安心・安全!指定生産者のみが飼育できる「宮城野豚」

美味しい豚肉を食卓へ届けるため、宮城野豚はJA全農みやぎ等の認定を受けた「指定生産農家」によってのみ生産されています。限られた生産者が、厳しい管理のもとで一頭一頭手塩にかけて育てているからこそ、高い品質と安心・安全が保たれているのです。

「宮城野豚」のおすすめの食べ方

宮城野豚は肉の味がしっかりしているため、塩胡椒などのシンプルな味付けはもちろん、スパイスを効かせたエスニック料理やカレーにも負けない風味を持っています。ここでは特におすすめの3つの楽しみ方をご紹介します。


しゃぶしゃぶ

お湯にくぐらせると脂が透き通り、肉の甘みが際立ちます。アクが出にくいのも、健康に育った宮城野豚ならではの特徴です。豚肉は茹でた後に冷水につけると脂が固まり硬くなってしまいます。ザルにあげて、そのまま常温で冷ますと、驚くほどの柔らかさを楽しめます!


味噌漬け

宮城県の名産「仙台味噌」との相性は抜群!味噌の酵素で肉がさらに柔らかくなり、ご飯が止まらなくなるご馳走です。 


宮城風芋煮

秋の河川敷で楽しむ宮城県のソウルフード「芋煮」は、豚肉×味噌味が定番。宮城野豚を使うことで、コク深い味噌の汁に上質な豚の脂が溶け出し、野菜の旨みを格段に引き立てます。

  • カゴメ_デミトンテキ丼
  • キリン_生茶で春キャベツと豚肉の重ね煮
  • ハウス_宮城野豚とエリンギのイタリア風炒め物
  • ミツカン_宮城野豚と丸ごと玉ねぎレンジ蒸し
  • 味の素_宮城野豚のせりのはさみ焼き

「食材王国みやぎ通信2024年3月号」では、ミヤギノポークを使った詳しいレシピを紹介しています!ぜひご覧ください。

未来へ繋ぐ 循環型農業

宮城野豚の生産は、美味しさの追求だけでなく、環境を守る取り組みにも繋がっています。それは「耕畜連携(こうちくれんけい)」による循環型農業です。


水田で育てた飼料用米を豚が食べ、豚の排せつ物を堆肥として水田に戻す取り組みや、輸入トウモロコシなどの飼料に頼りすぎず、国産米を活用することで、飼料自給率の向上にも貢献しています。


宮城野豚を美味しく食べることは、宮城県の農業と未来を守ることにもつながるのです。

「宮城野豚」が食べられるお店

実際にプロの技で宮城野豚を味わえる、宮城県内のお店をご紹介します。

ホテル松島大観荘
日本三景・松島を望むリゾートホテル。地元の食材をふんだんに使った料理の中で、ミヤギノポークの上質な味わいを楽しめます。(※時期やメニューにより提供内容は異なります。詳細はホテルへお問い合わせください)
ホテル松島大観荘
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マツキッチン
丼ものを中心に提供するキッチンカー。メインメニューの「豚丼」には、お米を食べて育った「宮城野豚みのり」を使用しており、脂の甘みを存分に堪能できます。
マツキッチン
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花牛(はなぎゅう)
仙台牛などのブランド肉を扱う焼肉店。ここではミヤギノポークの希少部位「豚トロ」などが味わえます。炭火で焼くことで香ばしさが加わり、絶品です。
花牛(はなぎゅう)
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