春を感じる爽やかな香りと柔らかな茎と葉「春せり」

春を感じる爽やかな香りと柔らかな茎と葉「春せり」

例年4月から5月中旬に出荷される葉せりのことを「春せり」という。

宮城県はせりの出荷量全国1位を誇り、名取市、石巻市、登米市、仙台市などで栽培されています。宮城県のせり栽培の歴史は古く、江戸時代初期に自生していた在来種のせりに改良を重ねて栽培されるようになったといわれています。
せりは、出荷時期によって「冬せり」と「春せり」に分かれます。一般的によく食べられているのが、9月から3月に出荷される「冬せり(根せり)」で、正月のお雑煮には欠かせないほか、近年のせり鍋の普及によって広く知られるようになりました。そして、4月から5月中旬に出荷されるのが「春せり(葉せり)」です。春せりは出荷期間が短いことに加え、春に伸びた柔らかな新芽を摘んで出荷される繊細さから、流通が限られる希少価値の高い食材で、まだその魅力を知る人は多くありません。
このページでは、宮城県の「春せり」の魅力と、レシピ、購入できる店舗などをご紹介します。

春せりの魅力

一、春を感じる爽やかな香り

一、柔らかな茎葉

一、旬が短く繊細で希少


4⽉から5⽉頃まで出荷される「春せり」は、厳しい冬をじっと耐えた後に芽吹く新芽の爽やかな⾹りと柔らかさが魅⼒です。クセが少ないのでお浸しや浅漬けとして⾷べると⼤変美味です。
「河北せり」の産地として知られる⽯巻市飯野川地区では、春には柔らかくお浸しなどに向く在来品種「飯野川在来」のみを出荷しています。⻑距離輸送には向かないため、ほとんど地元でしか出回らない希少品です。

春せりを楽しむ4つのレシピ

「春せり」は、爽やかな⾹りと柔らかい茎葉が特⻑で、産地ではお浸しや浅漬けで⾷べられてきました。ご家庭でより幅広く美味しい春せりを楽しんでいただけるよう、東京恵⽐寿のレストランヒロミチ⼩⽟弘道シェフの監修により、春せりレシピ4種を開発しました。

せりかけごはん(S.K.G.)

春せりの⼀般的な調理⽅法である「お浸し」を発展させたレシピ。
ご飯にかけても、お酒のつまみとしても美味しくいただける⼀品です。

せりフォルニアロール

アメリカで親しまれている巻き寿司「カリフォルニアロール」に春せりを活⽤。
宮城県のブランドギンザケ「みやぎサーモン」との相性もよく、彩り豊かな⼀品です。

春せりの豚バラ肉巻き

博多で⼤⼈気の⻘ネギの豚バラ⾁巻き焼きをオマージュした⼀品。
せりを豚バラ⾁で巻いて焼くシンプルなレシピで、親⼦で⼀緒に調理できます。

春せりと宮城県産牡蠣の和風チヂミ

韓国の⼈気料理「チヂミ」のニラを春せりに替え、宮城県産の牡蠣を取り⼊れて、
ごはんやお酒との相性も良く、⼦供から⼤⼈まで美味しく⾷べられる⼀品です。

レシピの感想

宮城県・Aさん
「今までお浸しや、お正⽉にお雑煮としてしかせりを⾷べたことがありませんでした。今回のレシピでせりがこんなにも⾊々な料理に使えるのだと気づきました。どれも⼦どもが好きな料理ばかり。特にせりフォルニアロールは彩りもキレイで⾷感が好きです。ホームパーティーにもぴったりです。」

 

宮城県・Bさん
「どのレシピも簡単で料理が苦⼿な私でも調理できそう。特にせりかけご飯は時間が無い中でも、旬の味を簡単に⾷べれるので嬉しい!せりかけご飯の具材は、お酒のおつまみでも良さそう!」

 

宮城県・Cさん
「私は春せりと宮城県産牡蠣の和⾵チヂミがお気に⼊り。ニラの代わりに使うせりの⾷感と⾵味がとても美味しい。牡蠣との相性も良くて、家族からも⼤好評です!いろいろなアレンジができそうなのもいいですね。」

レシピの作り手

セリの味と他の食材の親和性。

宮城県産食材で考えた逸品レシピ。

レストランヒロミチ 小玉 弘道 さん

春せりをもっと⾝近な⾷材として家庭でも⾷べていただきたいと考え、⼦どもから⼤⼈まで楽しんでもらえるようなメニューを考えました。調理⼯程もできるだけシンプルにして、春せりの特⻑である爽やかな⾹り、柔らかさを感じていただけるレシピにしました。これまで地元で⾷べられてきたお浸しをベースに開発したメニューから、せりとオイルとの相性を活かしたこれまでにないメニューまでジャンルを問わず⾷卓を彩っていただけると思います。また、みやぎサーモンや牡蠣など宮城県産の⾷材との相性もいいのでぜひお試しください。

 

ミシュランガイド東京で1つ星を獲得実力派フレンチレストラン
青山「アンフォール」・フランスの三ツ星「ジャルダン・デ・サンス」で修行し帰国。赤坂「シュマン」の初代料理長として、ミシュランガイド東京1つ星を獲得したのち、「レストランヒロミチ」を開業。「レストランヒロミチ」でもミシュランガイド東京1つ星を獲得。「小玉弘道」が作る、実力派フレンチレストラン。

春セリの作り手

せりに真面目に向き合うことで”おいしさ”を食卓に届けたい。
河北せり振興協議会 会長 JAいしのまきせり部会 会長 高橋 正夫さん

⽯巻市旧河北町では300年前から先祖代々「河北せり」の栽培が受け継がれてきました。
今でも収穫から選別まで、ほぼすべての⼯程を⼿作業で丁寧に⾏っています。近年は⽣産者の⾼齢化が進み、せり農家が減っていますが、歴史ある「河北せり」を守り、多くの⽅々に美味しいせりを届けられるよう河北せり振興協議会として頑張っていきます。
 

購入できる店舗
みやぎ生協各店(宮城県内)
道の駅上品の郷(石巻市)
関連リンク
JAいしのまき
海街さんぽ

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