TV番組で1位も納得!製造元に聞いた「利府梨を使った焼き肉のたれ」美味しさの理由
2025年6月、全国放送のテレビ番組内で、出演者がそれぞれおすすめの“焼肉のたれ”を持ち寄り、No.1を決める企画が行われました。その中で、満場一致で頂点に輝いたのが、宮城県利府町の梨の恵みをとじ込めた「利府梨を使った焼肉のたれ」です。
その美味しさの理由を探るべく、製造元の株式会社三和食品へ。「利府梨を使った焼肉のたれ」が生まれた背景や商品に込めた思いを聞きました。本記事では、美味しさの理由はもちろん、実食レビューからおすすめアレンジ、購入ガイドまでをまとめてお届けします。
目次

利府梨を未来へつなぐために。「利府梨を使った焼肉のたれ」誕生の背景
今回お話を聞かせてくれたのは、株式会社三和食品 仙台工場で「利府梨を使った焼肉のたれ」の企画・広報を担当する奥山 公子(こうこ)さん。
「この商品は、地域のみなさまと共に利府町を盛り上げたいという一心で作りました」
──奥山さんは、開発の経緯をこう語ります。
原料の利府梨は、明治17年に約150本が植樹されたことをはじまりに、長い年月にわたって育まれてきた町の特産品。梨の季節には、各農家の直売所に行列ができるほど大人気です。
ところが、近年では生産者の高齢化や担い手不足が課題に。大切に守ってきた利府梨を次の世代につなげていくため、商品開発という形で、地元・利府町の役に立ちたいと考えたそうです。
開発期間は約2年。試作を重ね、お子様からお年寄りまで誰もが大好きな甘口と、ほどよい刺激を楽しめる辛口の2種類が誕生しました。
全体の20%が利府梨!こだわりが詰まった贅沢仕様
原料にするのは、表面のキズや色・形の理由で市場に出せない規格外の梨がメインです。とはいえ、その品質は一級品。奥山さんは「食品ロス削減や、生産者さんの支えにもつながれば」と思いを語ってくれました。
しかも「利府梨を使った焼肉のたれ」は、なんと全体の20%が利府梨でできています。粗くすりおろしたみずみずしい利府梨の甘さが、一瓶の中に存分に詰め込まれた、贅沢な焼肉のたれです。
お子様にも安心して食べてほしいからと、合成着色料や保存料を使わず、素材の力を活かして仕上げています。
“どんなお肉も美味しく”がテーマ!甘口と辛口を食べ比べ
開発秘話を聞いたことで、ますます期待が高まった「利府梨を使った焼肉のたれ」を早速食べてみました。
まずは、テレビ番組で1位を獲得した甘口から。ひと口食べて感じたのは、梨と玉ねぎが生み出す素材の甘さ。これまでに出会ったどの焼肉のたれよりも、フルーティーさが際立っています。粗めにすりおろした梨がしっかりとお肉に絡み、口の中は幸せでいっぱいです。
続いて辛口も。フルーティーな香りはそのままに、ピリッとしたアクセントが加わります。ほどよい辛さなので、コチュジャンなどを足して、自分好みの味わいに仕上げる楽しさも広がりそうです。
ちなみに、奥山さんは「甘口と辛口を合わせれば、中辛にもできますよ」と教えてくれました。つまり、どちらを買うか迷うなら“2本買い”が正解です。
焼肉だけじゃない!「利府梨を使った焼肉のたれ」の使い方&アレンジレシピ
チャーハンや野菜炒めなど、料理にも役立つ「利府梨を使った焼肉のたれ」。実は、あまり知られていない意外な活用方法もあるのだとか。ここからは、奥山さんに教えていただいたアレンジをご紹介します。
バターとあわせてハンバーグソース
ハンバーグを焼いた後のフライパンで、たれ大さじ3とバター10g、水適量を軽く煮詰めると、あっという間に約2人分のソースが完成します。
焼肉のたれを使ったとは思えないほど、ハンバーグとの相性は抜群。てりやき風の甘辛い味わいです。

マヨネーズでバーニャカウダ風ディップソース
たれとマヨネーズを同量混ぜ合わせるだけの簡単レシピです。今回は、甘口・辛口それぞれのたれでディップソースを作ってみました。
まろやかなソースは、生野菜はもちろん、にんじんやブロッコリー、いも類などの蒸し野菜ともよく合います。食材やシーンに合わせて、甘口・辛口どちらのたれにするか選べるのも嬉しいポイントです。

焼肉を楽しんだ後にだけ味わえる“至福の焼きおにぎり”
肉の脂が残るプレートでおにぎりを焼き、同じく肉の脂が加わったたれをつけて食べれば——これ以上は、言わなくても伝わりますね。炭火で焼いても、また違った香ばしさを楽しめます。
これは、奥山さんが、焼肉の最後にお皿に残っているたれを見て「もったいない」と、思いついたアレンジなのだそう。こんな美味しいものを生み出してしまうなんて、天才です!

ほかにも、納豆に加えて韓国海苔と合わせたり、よだれ鶏のたれとして使ったりと、アレンジの幅は無限大。焼肉のたれという枠を超えた万能調味料として活躍してくれます。
買うならここ!「利府梨の焼肉のたれ」購入スポット
「利府梨の焼肉のたれ」の販売場所の8割は利府町内。なかでも、筆者がおすすめしたいのは、利府駅構内に設置された自動販売機。「利府梨ジュース」や「金の利府梨カレー」など、町の人気商品とあわせて気軽に購入できます。
県外で購入できるのは、東京・有楽町にある宮城県のアンテナショップ「宮城ふるさとプラザ」。テレビ放映後、多くの事業者や店舗から問い合わせがあったものの、「地元で愛される商品でありたい」という思いから、販売エリアを広げていないそうです。
奥山さんは「利府町を訪れるきっかけになるような商品にしていきたい」と、これからの目標を語ってくれました。
現地で買えない人へ。ふるさと納税&通販情報
現地での購入が難しい方は、ふるさと納税がおすすめです。 利府町への寄付の返礼品として、甘口・辛口の2本セット(各400g)を受け取ることができます。
「利府梨を使った焼肉のたれ」は、三和食品の公式ECサイト(https://sanwafood.base.ec/)でも販売中です。ただし、大量生産が難しい商品のため、入荷してもすぐ完売してしまうとのこと。
同サイトには、入荷状況のお知らせが掲載されていますので、オンラインで購入したい方は随時ご確認を。また、時期にもよりますが、月曜日の午前中に入荷することが多いそうなので、ぜひこのタイミングでもチェックしてみてくださいね。
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【まとめ】利府梨の魅力がぎゅっと詰まった一瓶を楽しもう
本記事では、「利府梨を使った焼肉のたれ」の開発背景から、こだわりの原料、実食レビュー、アレンジレシピ、購入方法までを紹介しました。
実は、利府梨は直売所が販売の中心で、市場には多く出回らない希少な品です。その美味しさを一瓶の中に詰め込んだ「利府梨を使った焼肉のたれ」を冷蔵庫に常備して、一年中楽しんでみてはいかがでしょうか。
そして、秋には利府町を訪れ、利府梨そのままの美味しさも味わってくださいね。
ライター:池田 智海【食材王国みやぎ うまレポ隊】
宮城で暮らして30年超のライター。地域をよく知るライターとして、仙台発の情報誌「りらく」などの記事を執筆。個人の活動として、宮城のお店や人の魅力を発信する情報サイト「より、宮城。(https://yori-miyagi.com/)」の運営も手がけています。「人と話すこと」と「美味しいものを食べること」が大好きです!

















