おうちで作れる!宮城を楽しむ郷土料理・B級グルメ紹介&レシピ特集
宮城県は、美しい海と雄大な山々に囲まれた豊かな自然が広がる地域です。この恵まれた環境から生まれる新鮮な食材と、地域の伝統とともに育まれた郷土料理は、宮城の魅力を存分に味わえる料理です。
ぜひ、宮城県産の食材を使って、心温まる料理をお楽しみください。

はらこ飯
「はらこ飯」は、「漁師飯」として親しまれており、伊達政宗公にも献上されたという歴史ある料理で、「はらこ」とはいくらのことです。宮城県亘理町荒浜の飲食店が集まる「荒浜はらこめし会」では、この魅力を全国に広める活動を行っており、秋には多くの観光客がこの味を求めて訪れます。
ぜひ、宮城の味「はらこ飯」をご家庭でも楽しんでみてください。特別な日の食卓を華やかに彩る一品です。
おうちでつくってみましょう!
- 1.下処理
- 鮭は食べやすいように骨を取り、そぎ切りにします。味付きのいくらはそのまま使えますが、ほぐされていないいくらの場合はほぐして味付けしておきましょう。
- 2.調理
- 鍋で醤油、酒、砂糖を煮立て、鮭を入れて煮ます。火が通ったら鮭を取り出しましょう。米は洗って30分ほど置き、鮭の煮汁と水を加えて炊きます。
- 3.盛り付け
- 炊き上がったご飯を器に平らに盛り、その上に鮭の身をのせます。最後に、いくらを散らして完成です。彩り豊かなはらこ飯が出来上がり、特別な食卓を演出してくれます。
<はらこめしの材料はこちら>
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ずんだ餅・もち料理
宮城県ではお正月はもちろん、法事などにもお餅を食べる「餅文化」が根付いており、家庭で餅を作ることも多いです。定番のあんこ餅以外にも、くるみ餅やごま餅、納豆餅、えび餅、さらには煙でいぶしたドジョウを使った「ふすべ餅」などバリエーション豊かで、なんと50種類以上もあるとか。
その中でも宮城のおもちとして有名なのがずんだ餅。枝豆を刻んだ餡が特徴です。お土産のイメージがあるずんだ餅ですが、枝豆があれば比較的簡単に作ることができるので、ぜひお試しください。
おうちでつくってみましょう!
- 1.下処理
- 枝豆はさや付きのものがおすすめ。水洗いして、多めに塩を振り、鍋にたっぷりの湯を沸騰させてさやごと茹でていきます。枝豆として食べるよりすこし柔らかめに煮るのがずんだのポイントです。
- 2.調理
- 豆はさやから取り出して、薄皮を剥き、荒く包丁で刻みます。それをすり鉢に入れてよくすり潰しながら、砂糖と塩を加えて味をととのえたら、水を少しずつ加えて餅に絡めやすいかたさにします。
- 3.盛り付け
- 出来上がった餡をお餅にかければ完成です!お餅はできればつきたてのものがベストですが、市販の角餅などでも美味しく食べられます。
<ずんだ餅をお取り寄せ>
ずんだ餡が余ったら、ずんだシェイクはいかが?
作ったずんだ餡が余ってしまったら、冷やした牛乳とバニラアイスとをミキサーで混ぜ合わせるだけで、ずんだシェイクの出来上がり!
また、ずんだではなく薄皮を剥いた枝豆でも同じように作ることができます。
仙台観光では定番のご当地グルメ、ずんだシェイクをお家で味わってみましょう。

しそ巻き
しそ巻きとは、仙台味噌にごまやくるみを入れて練ったものを、青しそで包んで揚げた料理です。味の濃い味噌にコクのあるくるみやごま、そして青しその風味がおかずにピッタリで、一口かじれば白いご飯が欲しくなります。宮城県ではお茶請けや酒の肴としても人気の一品です。
もともとは家庭料理なので、家によっては揚げずに焼く場合も、味もあまじょっぱいもの、ピリ辛なものなどバリエーションがあります。作ってみる際にはオリジナルの具を入れてみるのもいいですね。
おうちでつくってみましょう!
- 1.下処理
- 青しその葉は洗ってよく水気を切っておきましょう。くるみは荒く刻んで、砂糖、赤みそ、薄力粉、白ごま、七味唐辛子などとよく混ぜて火にかけ、練り味噌にします。
- 2.調理
- 練り味噌を青しその葉で巻き、3,4本ずつつまようじに刺します。それを油で揚げれば、しそ巻きの完成です。
- 3.保存
- 油を良く切ってから保存します。冷蔵庫などで保管すれば1週間程度は保存が可能です。さらに長期保存したい場合は冷凍保存しましょう。
<しそ巻きの材料に仙台味噌を>
おくずがけ・白石温麺(しろいしうーめん)
おくずがけは、数種類の野菜や豆腐、豆麩、油揚げをしいたけの戻し汁で煮込み、白石温麺を入れてとろみをつけた汁物のこと。
白石温麺はそうめんより少し太くてかなり短いのが特徴で、油を使っていないので消化に良い乾麺です。
おくずがけは、お彼岸やお盆に食べられる精進料理・おもてなしの料理で、家庭によって具材は様々。精進料理なので本来は入れませんが、お肉を入れてもおいしく食べられます。
おうちでつくってみましょう!
- 1.下処理
- 温麺は二つに折って茹でておきます。里芋や人参などはいちょう切り、豆腐や油揚げはさいの目、干ししいたけは水で戻して細かく切ります。豆麩を入れる場合は水で戻して絞っておきましょう。
- 2.調理
- 鍋にしいたけの戻し汁、野菜などの具を加えて柔らかくなるまで煮て、しょうゆと塩で味付けをします。
- 3.盛り付け
- 鍋で茹でておいた温麺と水溶き片栗粉を加え、とろみがついたら火を止めれば完成です。お椀に盛り、お好みで三つ葉を添えましょう。
<おくずかけの材料はこちら>
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はっと汁
はっと汁とは、小麦粉をこねてつくった「はっと」をいれた汁物のこと。汁は主に出汁と醤油で、具材は季節の野菜や肉を使用する家庭料理です。もともとは米の代用として食べられていましたが、美味しすぎたために小麦ばかり作ってお米を作らなくなってしまうのでは?と心配して「ご法度(はっと)」になったことが由来という説も。
同じものでも「ひっつみ」や「はっとう」とも呼ばれ、地域によっては学校の家庭科の授業で作ったり、かにを入れた「かにばっとう」が給食で出るなど親しまれています。
おうちでつくってみましょう!
- 1.下処理
- 小麦粉を水で練って、みみたぶより少し柔らかめにこね、ぬれ布巾をかけて2時間ほど寝かせる。大根や人参、しいたけ、ねぎなどの具材は短冊切りや細切りにしましょう。
- 2.調理
- 鍋にたっぷりの湯を沸かし、こねておいた生地をちぎって茹でていきます。浮いてきたらすくって水けをきりましょう。だし汁を鍋で煮立てて、はっと以外の具材を入れたら酒と醤油で味付けをします。
- 3.盛り付け
- はっとやねぎを入れてひと煮たちしたら火を止め、お椀に盛り付ける。好みで三つ葉やセリなどを入れるのもおすすめです。
<簡単に宮城の味を再現>
- みやぎのあんべいいはっと
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油麩丼(仙台麩)
油麩丼は、カツ丼のカツを油麩に置き換えたもので、言い換えれば油麩の卵とじ丼。つゆを吸った油麩のじゅわりとした味わいが美味しく、食べ応えもある料理です。
油麩とは、冷蔵技術がない時代に、傷みが早い豆腐や油揚げに代わって考案されたもの。仙台麩とも呼ばれます。油で揚げているため、香ばしい香りと歯ごたえがあり、肉の代替品としても楽しむことができる食品です。油麩丼以外にも煮物に入れたり、バゲットのようにオーブンで焼いたりと様々な食べ方で楽しむことができます。
おうちでつくってみましょう!
- 1.下処理
- 油麩は1cmぐらいの輪切りに、ねぎは斜め薄切りにします。油麩は煮崩れしにくいので、初めからつゆと一緒に煮ても大丈夫です。
- 2.調理
- 油麩に煮汁がしみ込んだら、長ねぎを加えます。ねぎに火が通ったら、溶き卵を加えて半熟になるまで加熱しましょう。
- 3.盛り付け
- どんぶりにご飯をもって、上に具を載せたら完成です!三つ葉や紅ショウガなどを載せてもおいしくいただけます。
<油麩丼の材料はこちら>
ホヤの酢の物
ホヤは初夏が旬。他の地域ではあまりなじみが無いかもしれませんが、宮城県ではこの時期になるとスーパー等に普通に並ぶ食材です。鮮度がいいものはお刺身や酢の物が人気で、ほかに炙りや天ぷら、パスタなど様々な食べ方で楽しまれています。
ホヤの酢の物は、酢で和え、薬味を添えることでさわやかな味わいが夏にぴったり。初めて食べる方、食べ慣れない方でも比較的食べやすいレシピです。
おうちで作ってみましょう!
- 1.下処理
- ホヤは内臓を落としてよく水洗いして、1cm幅ぐらいに切ります。きゅうりはスライスして塩を振っておきましょう。しょうが、みょうが、青しそなどの薬味は千切りにしておきます。
- 2.調理
- 醤油、酢、みりんを合わせて、調味料を作り、そのうち後からかける分を少し残して、ホヤを和えます。
- 3.盛り付け
- 器にホヤときゅうりを載せたら、残りの調味料をかけ、最後に薬味を載せたら完成です!
<ご家庭でほやを味わおう!>
- 夏のほや(400g入)
- 当店は宮城県北部の港町「南三陸町(みなみさんりくちょう)」で60年以上続く鮮魚店です。南三陸ならではの海の幸を、創業以来変わらぬ品質…
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- 宮城のほやバラエティーセット
- 旬のほやに、食べやすく風味を活かした味付けをして、乾燥させたハーフドライ珍味の【ほや酔明】調味液に一晩だけ漬け込んだあっさりタイ…
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- 宮城ほやラー油
- 仙台駅前にほや料理専門店まぼ屋を経営しており、ほやに特化した商品作りをしています。宮城を代表する食材であるほやの大きな可能性を全…
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- ほや塩辛
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有名な郷土料理や名物ご当地メニュー、B級グルメをご紹介!
宮城県にはまだまだ有名な郷土料理や名物ご当地メニュー、B級グルメがたくさん。その一部をまとめてご紹介します!気になったものはぜひお取り寄せしてみてくださいね。
- 牛タン
- 言わずと知れた仙台名物。手間暇込めた下処理がおいしい牛タンを作ります。お店で楽しめるのはもちろん、お取り寄せなら自宅でも楽しむことができます。
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- 笹かまぼこ
- こちらも宮城県の名物。そのままはもちろん、おでんや煮物、炒め物など幅広く利用できます。チーズ入りやおとうふかまぼこ等味のバリエーションも会社によって豊富にあるので、お気に入りの笹かまを探してみましょう!
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- せり鍋
- 鶏ガラと醤油のスープに鶏肉と野菜を入れた鍋。メインのせりは根ごと入れるのが特徴です。調理の際はせりの香りとシャキシャキ感を楽しむために根、茎、葉の順で入れながら食べるのがおすすめです。
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- 三角揚げ
- 大きく肉厚でボリューミーな厚揚げで、焼いてから七味と醤油でいただくのが宮城流。ご家庭でも焼いてから食べるのがおすすめです。定義山で明治23年から続くご当地グルメです。
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- フカヒレ
- 中国料理の3大高級食材の一つで、気仙沼産は世界一の呼び声も高いです。ふかひれスープの商品が有名ですが、せっかくなら姿煮やステーキでしっかりと味わってみませんか?
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- 仙台あおば餃子
- 雪菜を皮に練りこんだ、見た目にも鮮やかな緑色の餃子です。具材にも野菜が多く、ヘルシーで優しい味わいが楽しめます。
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- 気仙沼ホルモン
- 味噌とにんにくで味付けした豚ホルモンを、千切りキャベツとウスターソースで食べます。地元では半世紀以上の歴史があるソウルフードです。
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- 麻婆焼きそば
- 地元民が愛する、知る人ぞ知る仙台のご当地グルメ。あんかけ焼きそばのあんが麻婆豆腐になっているのが特徴です。
- へそ大根(へそ大根の煮物)
- いわゆる切り干し大根のひとつで、輪切りの状態で乾燥させたもの。煮物にすると味がよくしみて美味しい宮城の伝統的な食材です。
- 石巻焼きそば
- 焼く前から麺が茶色いのが特徴で、1950年頃から存在する歴史あるB級グルメ。魚介だしで麺を蒸し焼きにし、お好みでソースをかけて食べます。
お店でも宮城を味わおう
宮城県産の食材を使って、宮城を味わうことのできる飲食店を探してみましょう。