宮城発!“ごはんのおとも”おすすめ5選──おかわりが止まらない絶品ぞろい
炊きたて、つやつや、ふっくら。お茶碗にこんもりと盛られた白米を思い浮かべるだけで、不思議とお腹が空いてきますよね。全国有数の米どころ・宮城には、そんな白ごはんが無限に進む「ごはんのおとも」がたくさん!本記事では、地元で愛される選りすぐりの5品を食レポ付きでご紹介します。お土産やギフトに、ぜひご覧ください!
目次

牡蠣の佃煮ごはんの友──生食用カキを使った贅沢佃煮
宮城の海で育まれたカキは、濃厚で上品な味わいと、ぷりっとした食感が魅力。それは、リアス式海岸の静かな湾と、そこに山から流れ込む栄養分に富んだ水が、カキにとって最高の環境を作り出しているから。その確かな美味しさは、全国的にも高く評価されています。
そんな宮城のカキを“ごはんのおとも”に仕立てたのが、「牡蠣の佃煮ごはんの友」。カキの産地として名高い石巻市・万石浦のカキ屋さん「株式会社かねもと」が、生食用の剥き身と同じカキを丸ごと使って作っています。
お味は「ワイン煮」「カレー風味」「ピリ辛中華風味」の3種。今回は「カレー風味」をチョイスして、ごはんとの相性を確かめてみました。
カレーとごはんの相性が抜群なのはわかっていましたが、こんなにごはんが進むとは……!スパイスに負けない、濃厚で力強いカキの旨みも食欲をぐっとかき立てます。まさに「ごはんの友」を超えて、「大親友」と呼びたくなる味わいです。
原材料をのぞいてみると、驚くことに添加物は一切なし。素材そのものの力を丁寧に引き出しています。
ギフトセットや食べきりサイズも用意されているので、手土産や贈り物にもぴったり。“ごはんのおとも”から始まる小さな幸せを、ぜひ身近な人と分かち合ってみてください。
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A5黒毛和牛しぐれ煮──ブランド牛が生み出す濃厚な旨味
「仙台牛」は、牛肉の品質を決める「肉質等級」が最高の5でなければ名乗れない、日本で唯一のブランド牛。「ご飯のおとも A5黒毛和牛しぐれ煮」には、その仙台牛をはじめ、山形県の米沢牛や山形牛など、A5ランクの黒毛和牛が惜しみなく使われています。
この商品を手がけているのは、宮城県の人気焼肉店「仔虎(ことら)」。肉のプロとしての目利きを活かし、厳選された和牛のみを使用して仕上げているそうです。
炊きたてのごはんを炊飯器いっぱいに準備して……いざ実食!
醤油ベースの甘辛い味付けと噛むたびにあふれ出す牛肉の旨みに、箸が止まりません。あっという間に一杯目のごはんを完食してしまいました。
二杯目は、卵&しぐれ煮の黄金コンビで。濃厚な黄身と黒毛和牛の旨みがとけ合う卵かけごはんは、ごちそう感で満たされる至福の一杯です。
仔虎のご飯のおともシリーズには、同じく仙台牛を使った「A5黒毛和牛キムチラー油」や、魚介の旨味と辛味が絶妙な「贅沢手仕込み海鮮チャンジャ」も。ご自宅にいながら、焼肉店「仔虎」の本気の味を楽しめます。
こちらの商品はオンライン限定販売。近くに店舗があるという方も、この機会にぜひオンラインでお買い求めくださいね。
- 仔虎のご飯のおとも3本セット
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鉄板焼きしそ巻──作り手の思いがこもった郷土の味
しそ巻とは、味噌にごまやくるみを入れて練ったものを青じそで包み、油で揚げた宮城の郷土料理。おかずやおやつとして人々に愛されてきた、ふるさとの味です。
今回ご紹介する「鉄板焼きしそ巻」には、定番とはひと味違うこだわりがあります。それは、油で揚げず、分厚い鉄板で香ばしく焼き上げていること。パッケージに登場する“カチミばあちゃん”は、しそ巻を焼くという製法を最初に取り入れた方なのだそうです。
50年前から受け継がれてきたカチミばあちゃん秘伝のレシピで、1本1本丁寧に手巻きされたしそ巻。早速いただいてみましょう!
しそ巻を口に入れた瞬間に感じるのは、焼いた青じその香ばしさ。サクッ、パリッという心地よい音が、食感の良さを際立たせます。続けて口いっぱいに広がるのは、「鉄板焼きしそ巻」のためだけに仕立てられたという仙台味噌のやさしい風味。どこか懐かしい味わいに、なんだかほっとします。
まろやかな甘さのあとにやってくる、七味唐辛子のピリッとしたアクセントもまた絶妙。しそ巻といえば甘味噌が主流ですが、こちらは隠し味としてほんの少しだけ七味を加えているのだとか。そのおかげで、ごはんはもちろん、日本酒との相性もバッチリです。
“ごはんのおとも”として楽しんだあとは、そのまま晩酌のおつまみにも。ひと口ごとに、手仕事のぬくもりが感じられる一品でした。
- 鉄板焼きしそ巻
- 伝統の味噌にくるみやごまを加え、分厚い鉄板で焼き上げました。油で揚げずに焼き上げているため油っぽくなくヘルシーな東北の郷土料理で…

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トマンネーゼ きくらー油──食卓のメインになる肉厚きくらげ
きくらげをにんにくと胡麻が香るピリ辛ラー油にたっぷり漬け込んで仕上げた「トマンネーゼ きくらー油」。宮城にお住まいの方にはおなじみの「幸せ料理研究家こうちゃん」とのコラボで誕生した商品です。
実は、市場に流通しているきくらげのうち、9割以上は海外からの輸入品で、乾燥されたものがほとんど。そんな中、こちらの商品には、自社で栽培した宮城県産の生きくらげが使われています。
普段は脇役になりがちなきくらげが、ごはんにどーん!とのっかるビジュアルは、なんだかちょっと新鮮。商品名の「トマンネーゼ」の由来は「お箸もごはんも止まらない」ということで、期待が高まります!
お箸できくらげを持ち上げてみると、なんだか大きい!そして厚い!これが、国産のきくらげならではの実力なのでしょう。
旨味と辛味がしみこんだ肉厚きくらげは、食卓の主役級の食べ応え。少量でもどんどんごはんが進みます。「トマンネーゼ」の名に偽りなし、とはこのこと。
別の日には、公式サイトで「こうちゃんレシピ」として掲載されていた「トマンネーゼタマゴサラダサンド」を作ってみました。作り方は、フォークでつぶしたゆで卵とマヨネーズ、トマンネーゼを混ぜて、パンに挟むだけ。パンときくらげがこんなに合うなんて……!と驚きのアレンジでした。
- トマンネーゼ きくらー油 90g 5袋セット
- きくらげのコリっとした食感を大切に、食欲をそそるラー油にニンニク、さらに胡麻を加え、香りも食感も楽しめるものとなっています。その…

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仙臺なかむラー油 黒ラベル──ごはんも酒も止まらない路地裏居酒屋の味
仙台市一番町の路地裏に佇む、隠れ家のような居酒屋「肴処 やおよろず」。その店主のお父様が、商売繁盛を願って考案した万能調味料が「なかむラー油」です。
メインの具材はにんにくで、ご飯のおともにはもちろん、お酒のつまみにもピッタリ。バケットやパスタとの相性も抜群だと評判の逸品です。
今回は、リニューアルして間もない「仙臺なかむラー油 黒ラベル」を特別にご提供いただきました。どこよりも早く、実食レポをお届けしていきます!
ふたを開けた瞬間に、ガツンと立ちのぼるにんにくの香り。「これだけでお茶碗一杯いけるのでは?」と思ってしまうほど、食欲をそそります。
熱々のごはんにのせれば、香りはいっそう豊かに。さらに、食卓に並ぶ冷奴やきゅうりにちょい足しすれば、あっという間に居酒屋メニューの出来上がりです。これは、晩酌の手が止まらなくなってしまうかもしれません。
「なかむラー油」は、通常の6倍の辛さを誇る「赤ラベル」や、山椒を使用した「山椒なかむラー油」など、バリエーションも豊富。ぜひ全種類チェックしてみてください。
- なかむラー油 黒ラベル
- 青森県産のブランドにんにく「福地ホワイト六片種」をたっぷり使用し、素材の旨みと食感にこだわり一つ一つ丁寧に手作りしているワンラン…

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まとめ
宮城発の“ごはんのおとも”5選、いかがでしたか?
素材の良さに、作り手の丁寧な手仕事と愛情が重なって、どれも「また食べたい」と思わせてくれる味ばかり。箸が止まらなくなる“ごはん泥棒”とはまさにこのことですね。
ちなみに我が家では、この記事の試食期間中、明らかにお米の減りが早くなりました。でも、こんなに美味しくごはんが食べられる品々に出会えて、とっても幸せな気分です!
ぜひ皆さんも、お気に入りの“おとも”を見つけてみてくださいね。
ライター:池田 智海【食材王国みやぎ うまレポ隊】
宮城で暮らして30年超のライター。地域をよく知るライターとして、仙台発の情報誌「りらく」などの記事を執筆。個人の活動として、宮城のお店や人の魅力を発信する情報サイト「より、宮城。(https://yori-miyagi.com/)」の運営も手がけています。「人と話すこと」と「美味しいものを食べること」が大好きです!






















